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積み本の美学

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小さいころから本が好きで、保育園でも本ばかり読んでいました。

祖父と父がたいへんなビブロフィリアなせいもあって実家にはトイレにまで本棚がありました。
(ちなみにトイレには「柔道部物語」と「1・2の三四郎」が全巻置いてあった。
後に私が「ブラック・ジャック」と浦沢直樹の「モンスター」に入れ替えたことによって起きた父と娘の壮絶な喧嘩について語りだすと長くなるので割愛。)

小中学生の頃は、近所の古本屋が日曜日は100円の本が50円になるので、毎週通うのが習慣で、本は増えるばかり。
しかも父と私の本の趣味は微妙に違う。
分かりやすく例えると、祖父は「北方謙三」、父は「栗本薫」、私は「宮部みゆき」なので、同じ本を買うことも少なく、もう、増える増える。
際限なく増えるのです。

本代を手に入れるため、クラスの誰よりも早く少年ジャンプを買い、漫画ごとにページを切り取りホッチキスで止め、友達に売るなどというせこいこともしました。


そして今。
本に埋もれるように暮らしています。
「もう本は買わない!」
と言いながらも、
好きな作家の新刊は出るし、皆様にすすめられた本は読みたいし、友達から「読めよ」とかしてもらうし、う・・・薄くて高い本だって欲しいんだから・・・!!!

ちなみに、たまにあるどーしようもないくらいつまらない本を読んだ時は、
「つーまーんーねー!!あああああぁぁぁぁぁーーー!!つまらねーーーー!!」
と叫んで、「ブックオフに売りに行くBOX」に放り投げるとスッキリします。


枕元に本を積んで、「積み本の美学」とか言っている、どうでもいいさくらの日記でした。
(最近読んで面白かった本は桜庭一樹の「伏」。)

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